食道裂孔ヘルニアとは
本来横隔膜の下にある胃の一部が横隔膜の上に滑り出した状態で、高齢者や経産婦に多くみられます。食道裂孔ヘルニアはこの逆流性食道炎の原因として最も重要なものです。
分類
症状
●軽度の場合は無症状のことが多い。
●胸やけ、ゲップ、胸痛、嘔吐などの胃液が食道に逆流するために起こる症状や、脱出した胃が大きい場合には肺や心臓を圧迫して起こる呼吸困難、心悸亢進(動悸)、頻脈などの症状が見られます。
検査
●バリウム検査や内視鏡検査があります。
治療
●無症状の場合は治療を必要としません。
●逆流症状のある場合は、逆流性食道炎の治療をおこない、重症例・難治例では手術も考慮します。
医療法人社団 正芳会 細野医院
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