ピロリ菌とは
ピロリ菌(Helicobacter pylori:ヘリコバクター ピロリ)は胃の粘液の中で生きている細菌です。
胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん発症の原因にもなっています。現在では、30歳未満の若年の方の感染率は、10%くらいと低率ですが、壮年から高齢の方では、60%以上と高率です。
どのようにして感染する・したのか?
通常は、5歳未満の幼児期までに、口から体の中に入り(母から、食べ物・飲み物から)、免疫が未熟な小児では胃の粘膜にすみつきやすく、長い年月にわたり胃の中で生き続けることになります。
病気のない大人の胃の中には、強い胃酸が充満しており、免疫能力もあるので、普通、感染できないと考えられています。
つまり、一度除菌をして、完全に感染していないことが証明されますと、その後に、再感染するリスクは極めて低いことになります。
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