ピロリ菌の相談記事一覧
ピロリ菌とは
ピロリ菌(Helicobacter pylori:ヘリコバクター ピロリ)は胃の粘液の中で生きている細菌です。胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん発症の原因にもなっています。現在では、30歳未満の若年の方の感染率は、10%くらいと低率ですが、壮年から高齢の方では、60%以上と高率です。どのようにして感...
ピロリ菌を調べたい
日本ヘリコバクター学会 ピロリ菌感染症認定医の診察が可能です。目的:ピロリ菌に感染しているかどうか判定します。検査方法:T:内視鏡検査(胃カメラ)が必要な場合A:鏡検法、B:培養法、C:迅速ウレアーゼ試験の3種類があります。◎当院ではA検鏡法とB培養法を施行しています。◎当院で内視鏡検査(胃カメラ検...
ピロリ検査の料金
内視鏡検査での診断(内視鏡検査込みの料金)検査名料金(1割負担に患者さん)料金(3割負担の患者さん)迅速ウレアーゼ試験定性1654円4962円鏡検法2460円7380円培養法1760円5280円上記の値段は検査だけの値段で、診察料や内視鏡時の病理検査(生検など)や注射料などは含まれていません。そのた...
ピロリ菌は除菌したほうがいいの?
ピロリ菌は除菌したほうがよいのか?≪ピロリ菌が関与しているといわれている胃の病気≫以上の様に、ピロリ菌は胃・十二指腸にいろいろな影響を及ぼします。また、消化管以外にもさまざまな病気との関連が示唆されています。ピロリ菌に感染すると、、、確実に慢性胃炎にはなる。しかしピロリ菌が関連するとされる上記の病気...
ピロリ菌の除菌方法
ピロリ菌がいるとわかったら除菌を勧められた、または除菌したい。ピロリ菌が陽性であり、除菌適応の場合、除菌には3種類の薬を1週間内服します。★現在使用されている薬は?初めて除菌する場合(一次除菌)は潰瘍の薬(プロトンポンプ阻害剤)一剤と二種類の抗生物質(アモキシシリンとクラリスロマイシン)の三種類です...
ピロリ菌と胃がん
ピロリ菌と胃がんピロリ菌感染による持続的な炎症は胃がんが出来やすい環境をつくります。胃炎が胃全体に高度の場合は胃がんの中でも未分化型胃がんのリスクが、さらに萎縮が進んだ胃は分化型胃がんのリスクが高まることが明らかになっています。2014年WHOの発表で胃がんの約80%はピロリ菌が原因と言われています...
除菌後の経過観察の仕方
除菌後の経過観察の仕方★ピロリ感染歴のある人は未感染者の150倍くらい胃癌になりやすい。 ●除菌後にも胃癌発生の可能性が3分の1残る。 ●除菌で胃癌のリスクが3分の1に低下しても、未感染者より50倍くらい胃癌になりやすい。★除菌後の胃癌の発見率は年0.23〜0.3%です。★除菌を行うと、その後の萎縮...
小児のピロリ菌感染・除菌
小児期のピロリ感染の現状と病態≪感染率≫●ピロリ菌の感染の多くは小児期、特に乳幼児期に成立します。●日本における健常小児のピロリ感染率は約3〜10%と言われています。≪感染経路≫●約80%は家庭内感染(母子感染70%、父子感染10%):離乳食時の口移しや食べ物を口腔内で冷やす行為などで感染。その他兄...
ピロリ菌についてのQ&A
ピロリ菌のQ&Aピロリ菌とは★ヘリコバクター ピロリは胃の粘液の中で生きている細菌で、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん発症の原因にもなっています。1983年オーストラリアの医師によって発見されています。長さが2.5〜5.0μmのグラム陰性らせん状桿菌です。ピロリ菌はどうして酸の強い胃の中で生きてい...